毛じらみ - 医療法人社団SEC(新宿駅前クリニック)-新宿の内科/皮膚科/泌尿器科

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男性の患者さまの場合には『性感染症』、女性の患者さまの場合には『膀胱炎』に特化して診療しております。治療が遅れるほど症状が悪化しますので、自覚的な症状が少しでもある場合には早めに受診してください。また、当院では泌尿器科の他に、内科・皮膚科も併設しており、泌尿器科を受診の際にも目立たたずに、他の方の目が気にならないよう配慮しております。

泌尿器科(男性の性病)

毛じらみ

毛じらみとは

毛じらみは毛じらみ症とも称し、ケジラミという吸血昆虫が寄生することにより発症し、主に性行為より感染する性感染症(STD)です。

ヒトに寄生するシラミには3種類あり、頭部に寄生するアタマジラミ、衣類に寄生するコロモジラミ、陰毛に寄生するケジラミがあり、性感染症を起こすのはこのケジラミだけです。
ケジラミの寄生により発症する毛じらみは性行動が活発な年齢層を中心に発生するのが特徴です。

ケジラミは1日に数回吸血し、その血液を栄養分として成長します。
脱皮を繰り返し、大きさ1~2mmの成虫となります。
交尾を行い、陰毛の根元から2~5mm位のところに卵を産みます。
成虫は3~4週間生存します。

毛じらみの症状

ケジラミはヒトにのみ寄生して吸血します。
陰毛の付け根に付着したケジラミに血を吸われ、かゆみが起こりますが、皮疹(皮膚にできる発疹)をともなわないのが特徴です。
また、かゆみの程度には個人差があり、数匹の寄生で激しいかゆみを感じる一方、多数の寄生でもかゆみを感じない場合にもあります。

主な寄生部位は陰毛ですが、肛門周囲、脇毛、胸毛や大腿部の短毛にも寄生することがあり、それぞれ寄生した部位がかゆくなります。
かゆみを感じ始めるのは、ケジラミが感染してから1か月から2か月後が多いとされています。

毛じらみの診断

成人の男女で陰部のかゆみを訴える場合は毛じらみを疑います。
顕微鏡下で陰毛に付着する褐色の白色物からケジラミを確認するか、陰毛に産み付けられた卵を確認することにより確定診断を行います。

毛じらみの治療法

ケジラミが寄生している部位の剃毛が最も効果的と言われています。
しかし、陰毛の場合は可能ですが、それ以外の脇毛、胸毛、大腿部の短毛や頭髪の場合には完全に剃毛することは困難です。

剃毛が難しい場合には、シラミの治療薬として認められている0.4%スミスリンパウダーとスミスリンシャンプーの2剤を使います。
双方とも一般市販薬です。
これらの薬剤は卵に対しては効果が弱いため、繰り返し使用することによって、卵の孵化による再感染を防ぎます。
卵の孵化時期は約1週間なので1日に1回、3~4日に1度ずつ、3~4回繰り返します。
卵は殻に覆われているため、薬の効果が浸透しないので何度かに分けて使用することが必要です。

毛じらみの治療上の注意

相互に感染を繰り返すことがあるので、セックス・パートナーの治療や、また、親子感染もあるので家族単位で治療することも大切です。

また、ケジラミが感染した人の下着、タオル、シーツなどを共用することは避けましょう。