虫さされ - 医療法人社団SEC(新宿駅前クリニック)-新宿の内科/皮膚科/泌尿器科

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皮膚は全身の状態を映し出す鏡とよく言われ、体の中のバランス、胃や腸などの内臓の調子や血行状態、ホルモンのバランスなどが崩れた場合など、その影響が皮膚に現れてくることが少なくありません。皮膚の病気や症状から他の病気が見つかることもありますので、皮膚に何らかの症状が認められた場合には、早めに受診してください。

皮膚科

虫さされ

虫さされとは

虫さされとは、文字通り蚊やブヨなどの虫が刺すことによって起きる皮膚の症状と思いがちですが、ヒトを刺す他にも様々な虫が咬みついたり、皮膚から血を吸ったり、虫と接触することによりヒトに被害が及ぶことを意味します。

虫さされの原因

原因となる虫の種類

虫さされの原因となる虫には、刺す・咬む虫と吸血性の虫と毛や体液の接触が症状の原因となる虫の3つに大きく分類されます。
刺す・咬む虫はハチ、アブ、アリ、ムカデなど、吸血性の虫は蚊、ノミ、ダニ、シラミなど、毛や体液の接触が原因となる虫はカレハガ、ドクガ、ハネカクシ、イラガの幼虫(毛虫)などです。

痛みの原因

刺されたり、咬まれたりした場合の物理的な刺激によるものと、ヒスタミン、セロトニンや他の発痛物質などを含む毒成分・唾液成分が体内に入り、その化学的な刺激により生じるものの2つの原因が考えられます。

かゆみの原因

毒成分・唾液成分に対するアレルギー反応によって生じるものと考えられます。

虫さされにともなう症状

皮膚症状

虫の種類によって症状は異なりますが、共通して患部に腫れが見られ、かゆみや赤みをともないます。
症状が強く出た場合には赤く腫れ上がるなどしますが、通常は長くても1~2週間で治ります。

アナフィラキシー・ショック

虫さされの中で最も気を付けなければならないのは、アナフィラキシー・ショックです。
アナフィラキシー・ショックとは全身に激しいアレルギー反応が起おき、急激な血圧の低下による意識障害や呼吸困難などの症状をともなう生命に危険が及ぶほどのショックを言います。
有名なのがスズメバチですが、ムカデでも発症する場合があります。

虫さされの診断

症状と虫にさされた状況で診断が可能です。
虫にさされた状況が明確でない場合には、症状、季節、気候、皮膚症状の場所や状態などから原因となった虫を推定し診断します。

虫さされの治療法

治療法

虫さされの治療は薬物治療が中心になります。
軽症である場合は抗ヒスタミン薬を含むかゆみ止めなどですぐに症状が軽快します。
しかし、腫れやかゆみが強い場合は、ステロイド外用薬を使用します。
さらに症状が重い場合には抗ヒスタミン薬やステロイド薬の内服も併用します。

応急処置

炎症が起きている場合には冷水で洗い流して冷やします。
また、ハチや毛虫に刺され、皮膚に刺さったままの針や毛が確認できる場合には、ピンセットなどで取り除きます。
患部は洗うなど清潔に保ち、虫さされ用の薬を塗っておきます。

アナフィラキシー・ショック

この症状が起きた場合には、救急車を呼ぶなど、早急に医師の治療を受ける必要があります。

虫さされの注意点

大切なのはかゆみがあっても、かかないことです。
かきむしって皮膚に傷が付くと細菌に感染するなど、症状が悪化するため患部に触れないようにします。